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ひみこのボーイズラブ小説 既読記録

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目眩/谷崎泉

目眩 (二見シャレード文庫)目眩 (二見シャレード文庫)
(2000/05)
谷崎 泉
il 藤咲なおみ
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目眩〈2〉 (二見シャレード文庫)目眩〈2〉 (二見シャレード文庫)
(2000/11)
谷崎 泉
il 藤咲なおみ
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タイトル ◆目眩 全2巻
作者   ◆谷崎泉
挿絵   ◆藤咲なおみ
出版社 ◆二見書房 二見シャレード文庫

カップリング  :ヤクザ×サラリーマン(回想時大学生 2巻では無職の囲われ者)
ジャンル  :ヤクザ・マフィア サラリーマン 愛人
H度     :★★★☆☆☆
気に入り度 :
     1巻 ★★☆☆☆☆
     2巻 ★★★★☆☆

感想文
ヤクザ、マフィア、ときたので、今度は混合いってみましょう。

1巻を読み終わったとき、なんだか目眩がしました。

………。
……………。
はっ、それで終わってしまってはいけないのかw

まあ、ぶっちゃけ、1巻は作者さんがあとがきで、「最初ギャクのつもりで書いた」とおっしゃっているとおり、とにかくなんかもう……な展開が続きます。
1巻だけ読むと受けの流されっぷりにイライラするだけの可能性大です。

が、2巻はかなりシリアスで心理描写もしっかり書かれた、良い作品になっています。

落差がすごく激しいので、1巻はあくまでも2巻にいくための壮大な序章だと思ってみるか、1巻と2巻は良く似た設定の別世界だと割り切るとかしたほうが、精神衛生上、良いかもしれません。


1巻ではとにかく、ひたすら流されまくりーな受け子、光一君。
「ミス日本に輝いたことのある母をバージョンアップさせた」という美貌と、「東大法学部首席卒業」という無駄に高い学歴を誇り、今まで寄ってきた男は全員身体目当てだ、と言い切る自意識過剰男君です。

最初の男に強姦されたのは仕方が無いとして、その後、その強引さに流されてズルズルと関係を
続けてみたり、一旦その男と(学年が違う為)切れたあとも、「痛いのはいやだ」という情けない理由で迫ってくる野郎共(不特定多数)にあっさり身体を許してみたり……。

そのくせ、そうやって自分の虜になった(強引でない)男を利用したり、切り捨てたりするのには、まったく躊躇しない、見事なまでの自己中っぷりを発揮。
まあ、この自己中は、後々の彼の職業には、ある意味非常に役に立つ条件だったのかもしれませんが。

父の会社がつぶれて、攻めの経済ヤクザである遠峰の愛人になったわけですが、その経緯も見事な流されっぷり。
べつに、最初の時点で、借金のカタにーってわけじゃなかったんです。
だけど、強引に身体奪われたあと、遠峰が勝手に、行方不明になっていた父を探し出し、会社に支援をして、愛人になるのを断ったりしたら、今度はどーなるかなー?と、遠まわしに脅すもんだから、イヤイヤながら関係を続けていったわけですが……。

正直、こいつのヘタレっぷりは、両親譲りなんだな……と。
金策から逃げて失踪していた父も父なら、経営する店でバイトをしていた、というだけの人間の実家をいきなり、支援します、家も元の家に戻ってけっこうですよ、と言われて、条件も聞かずに、「助けてくれて、ありがとー」で済ます母も母……。
打たれ弱さは父譲り、他人に依存するのを躊躇しないのは母譲り。
いやー、本当に見事なダメダメっぷりです。

遠峰が香港に向かって、一旦離れてからも、強引な男につかまっては、あっちフラフラこっちフラフラ……。

最後は、香港・アメリカ・ドイツの三択つきつけられて、「なんで皆、自分の意見ばっかり押し付けてくるんだ」とキレた挙句、屋上から飛び降りかけ……ようとした所を「落ちたら、痛いぞ」の一言でアッサリやっぱヤダ……と躊躇したところを、結局遠峰に捕まって、ジ・エンドという……。

光一君も目眩がしていたでしょうが、読んでるほうも目眩でクラクラ……。


気を取り直して……。
1巻でひととおり男達の間をフラフラした後、2巻では完全に遠峰の囲われ者になった光一君ですが……。

最初はやっぱりダメダメ君丸出しです。
しかし、中盤、遠峰とマフィアの対立のせいで、マフィア幹部に攫われてからは、多少、腹も据わったらしく、相手の気持ちを思いやってみたり、自分で行動することを覚え始めます。
本気で命の危険を感じないと、変われないあたりが微妙ですが……。まあ、それでも変わらないよりはマシ。

このあたりで、とにかくバタバタしていた1巻とは異なり、かなりシリアス展開になってきます。

相変わらず、貞操観念は殆どないようで、じーーっと物欲しげに見てられるよりは、とっとと関係持っちゃったほうが楽、と、別の男に身体許してたりしますが。

それでも、後半には、しっかりと自分の気持ち、遠峰の気持ち、周りの人間の気持ちを考えることができるようになり、自分で自分の生き方を決められるようになり、遠峰を逃がす代わりに、自分が組織に入ることを決意。
(遠峰を追っている組織首領が「おまえは自分の役に立つから」という理由で取引を申し出てくれたので)

ラストシーンはけっこうジーンときました。
(いきなり7年後に飛んでるので説明不足感はありますが)

つーか、結局これって、最後、攻がカタギの会社社長になって、受が香港マフィアの首頭後継になったってことなんでしょうかね?

そのへん、もうちょっと、詳しく光一君成長物語をして欲しかったなぁと。
でも、せっかくの、無駄に頭が良い設定が、無駄にならなくって良かったね!
美貌と男寄せフェロモンだけじゃ、さすがの首領もきっと取引してくれなかっただろうしね!!
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「お義兄様シリーズ」/高月まつり

お義兄様が世界で1番っ (ゲンキノベルズ)お義兄様が世界で1番っ (ゲンキノベルズ)
(2006/07/31)
高月 まつり

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お義兄様が世界の中心っ (ゲンキノベルズ)お義兄様が世界の中心っ (ゲンキノベルズ)
(2009/01)
高月 まつり

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タイトル ◆「お義兄様シリーズ」
     *お義兄様が世界で1番!
     *お義兄様が世界の中心っ
作者   ◆高月まつり
挿絵   ◆しょうおとあや
出版社 ◆ムービック ゲンキノベルズ

カップリング  :財団総帥双子×元レストラン店長
ジャンル  :複人数 兄弟
H度     :★★☆☆☆☆
気に入り度 :★★★☆☆☆

感想文
さて、トリに行く前に、ちょっと息抜きをしましょうか。

ライト系複人数モノで、比較的新しい作品というと、コレなんかどうでしょう。
高月まつりさんのコメディ、「お義兄様シリーズ」です。

ご存知の方はご存知かと思いますが、高月まつりさんのライトコメディは、基本、ヘンです。
いえ、作品がヘンだというわけではなく、いや、ヘンだけど……ああっ墓穴っ!
えーっとえーっと、とにかく、メインテーマが「変」なんじゃないかと思うくらい、登場人物の性格設定、周りの対応、状況設定、すべてが、普通じゃありません。
なので、コメディなんだ!ということを、念頭にいれて読まないと、うっかりすると「なにこれ……」「なじめない……」になってしまうコトをご了承下さい。(実際、世界で1番!のほうのアマゾン評価が割れてるのは、ソレになじめた人となじめなかった人の差ですね)

というわけで、内容ですが。
子供の頃にオカネモチのお父さんと庶民のお母さんが再婚同士で結婚して、美形な義理三人兄弟(下二人は双子)が出来上がりました。
けれど、お父さんは早世し、お母さんは、イジワルなおばあちゃんにイビられて、実の息子だけを連れて、家を追い出されてしまいます。
さて、時は流れ、母に連れられて泣く泣く双子の弟達と別れた兄は、庶民でマジメなファミリーレストランの店長に、わけもわからず、優しい義母と兄から引き離された双子ちゃんは、ババアの残した財団を引き継ぎ、有能だけど、どっかぶっとんだ若き財団総帥になりました。
というトコロで話は始まっているわけです。

ま、あとは言わずとも想像できますよネ?

高月さんテイストの高い、軽く、笑える、微ヘンタイチックなドタバタラブコメディに仕上がっています。
その分、内容(というかストーリー性)に期待とかしちゃいけませんよ?
サラっと、明るい、ちょっとPってどんなふうなのか知ってみたい、そういう時に読むのに適した作品です。


さて、ついでなので、ココでちょっと複人数モノのおさらいを。

Pモノの攻めは、兄弟(特に双子)親子が多いのが特徴です。
この双子、もしくは兄弟設定、大抵の場合、攻めが受け子に惚れる理由の一つになってるんですが、『良く似た双子を見分けられる』 『別人格として認識をしていても、同等に愛してくれる』 この2点がほぼ全ての兄弟Pの基本となっています。
同等に、ってトコロがキモですよ?
たとえ流され型であっても、ソコさえハズさなければ、この法則は成立します。
そしてそれは、兄弟でなくても同様。

複人数モノで、どっちか選べ、は禁物です。
いえ、ソレはソレでそういう話もありますが、そういう場合、キビシい内容になりやすいため、私はかえって苦手です。
ま、好みの問題っちゃそれまでですが。
ただ、たとえ、内容的に「選べ」モノだったとしても、最終的に「どっちも」を選ぶタイプの作品なら、自分的にOKです。受け子が内面的に欲張り(せめて懐が広いと言えと…)なのが好みなんですよね。結局。

複人数であることが設定のメインになっている作品の場合、ラストは、主に、5種類に分かれます。
『堕ちるとこまで堕ちちゃおう』 型
『堕ちちゃって、もう戻れない』 型
『片方を選んでそちらと幸せになります』 型
『みんなでこれからも幸せに暮らします』 型
『堕ちる?いや、自分が選んだ道なんだ』 型
先の三つは、シリアス系、後の二つは、ライト系に多いですね。
全部が全部そうとは限りませんし、複合型もありますが。

たとえば、この作品なんかは、『みんなで幸せに暮らします』型の典型です。
個人的な好みとしては、『自分で選んだんだ』型が一番前向きで、でも受け子が流され型でないのが多いので、好きですね。
逆に、最もガッカリなのが『片方を選んで』型です。
コレはガッカリです。
たとえ、理由や、そこまでのストーリーが納得いくものであっても、ガッカリするのに変わりはありません。

が、しかし、この複人数フェアのトリにもっていくのは、好みからハズれている、『堕ちちゃってもう戻れない』型ですw
コレはコレで、耽美系が好きな方には、たまらないラストタイプなのですけどね。



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「まてない」シリーズ/月上ひなこ

タイトル ◆「まてない」シリーズ
     *夜までまてない
     *暗くなるまでまって    
     *一秒でもまてない   

作者   ◆月上ひなこ
挿絵   ◆こうじま奈月
出版社 ◆白泉社 花丸文庫

カップリング  :高校生(万能系)×高校生(元気系)
ジャンル  :学生 記憶
H度     :★★★★☆☆
気に入り度 :★★★☆☆☆
 
感想文
定番的カップリングの定番的ドタバタモノ。
受け子の酒を飲むとHになって、しかもその間のコトを覚えていない、という悪癖設定が要所要所でうまく使われていますね。
こういう、ちょっと変わった設定モノは最初のきっかけになっただけ、というぷちガッカリ作が多いのですが、このシリーズは設定をうまく利用した読みやすく楽しい作品になっています。
学園モノですが、どちらかといえば、学校外の生活のほうに重点があてられてるかな。
でも、安定して面白い、と思える学園モノが読みたかったら、オススメできる一品です。

  


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「伯爵様は○○がお好き」シリーズ/高月まつり

伯爵様は不埒なキスがお好き (プラチナ文庫)伯爵様は不埒なキスがお好き (プラチナ文庫)
(2003/08)
高月 まつり

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タイトル ◆「伯爵様は○○がお好き」シリーズ
・伯爵様は不埒なキスがお好き
・伯爵様は危険な遊戯がお好き    
・伯爵様は秘密の果実がお好き    
・伯爵様は魅惑のハニーがお好き   
・伯爵様よりスペシャルな愛をこめて  -伯爵様シリーズ外伝

作者   ◆高月まつり  
挿絵   ◆蔵王大志
出版社 ◆プランタン出版 プラチナ文庫

カップリング  :吸血鬼貴族×アパート管理人
ジャンル  :吸血鬼
H度     :★★★☆☆☆
気に入り度 :★★★★☆☆
 
感想文
勢いのある、コメディ調吸血鬼モノ。
高月さんの作品は、コレが始めて読んだ作品でした。

高月コメディの特徴の、テンポのいい、ウィットの効いた会話や、深刻な部分のはずなのに、深刻になりきれないライト感で、楽しく読むことができます。
主役キャラたちも良いのですが、脇キャラたちのやりとりがまた楽しいです。

また、イラストの蔵王大志さんの絵と、話がすごく良く合っていて、よりいっそう、このシリーズを魅力的に見せています♪

   


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「神経衰弱ぎりぎりの男たち」シリーズ/高遠春加

神経衰弱ぎりぎりの男たち (二見シャレード文庫)神経衰弱ぎりぎりの男たち (二見シャレード文庫)
(1999/07)
高遠 春加

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タイトル ◆「神経衰弱ぎりぎりの男たち」シリーズ
・神経衰弱ぎりぎりの男たち    
・地球は君で回ってる
・最後から一番目の恋

作者   ◆高遠春加  
挿絵   ◆加地佳鹿
出版社 ◆二見書房 二見シャレード文庫

カップリング  :1.2 大学生(医学部)×大学生(文学部)
       :3(外伝) 劇団主宰×医者 兄弟
ジャンル  :学生 医療関係 記憶
H度     :1.2 ★★★☆☆☆
        :3  ★☆☆☆☆☆
気に入り度 :1.2 ★★★★☆☆
        :3  ★★★★★☆

感想文

1.2の本編は学生同士のあれあこれや。
受け子の記憶喪失から始まった話ではあるけれど、その話は1巻の半分くらいで終わってます。
あとは、まあ、普通に出会い編とか、その後のイロイロとか。
設定自体もしっかりしてるし、心理描写もしっかりしているので、すこし重い設定も、基本受け子が明るい性格でしっかりさんなので、心地よく読むことができます。

そして3巻の外伝は、攻の親編。
やっべマジ泣きした。
1.2とはまったく雰囲気が違っていて、とてもシリアス&ダークです。
1.2巻で客観的に、そこはかとなく語られていた、人物の、むき出しの愛憎が、心に痛く感じるほど書き込まれていて、最後はボロボロに泣かされました。
3巻だけでも、一つの世界として完結しているので、単体として、オススメしても良いくらいです。
もちろん、1.2とあわせて読めば、よりいっそう、深く読めるのですが。

 

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