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ひみこのボーイズラブ小説 既読記録

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紅のドゥエンデ/春原いずみ

紅のドゥエンデ (ショコラノベルス)紅のドゥエンデ (ショコラノベルス)
(2005/04/10)
春原 いずみ

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タイトル ◆紅のドゥエンデ
作者   ◆春原いずみ
挿絵   ◆成田優季
出版社 ◆心交社 ショコラノベルス

カップリング  :旅行会社社員(元ギタリスタ)×フラメンコダンサー
ジャンル  :ダンス(バレエ・ソシアル他) 再会
H度     :★★★☆☆☆
気に入り度 :★★★★★★

感想文
フラメンコ、という、これまたBLには珍しい世界が描かれているこの作品。
表紙からして、比較的おとなしめが多い春原作品にしては珍しく、赤と黒で、非常に印象的なイメージです。

さて、作品内容ですが、端的に言えば「世界は二人の為に」。もしくは、「スペインの遺跡の庭で愛を叫ぶ」。
どっちがいいかなw
本編のしんみり具合でいくと、「スペインの…」のほうが似合うかもしれないw

連載時、前後編になっていたそうですが、これ、前半だけ読まされたらたまらんだろーなー。
前半はとにかくひたすら、すれ違いです。
攻め視点で書かれているのですが、とにかく拠所ない事情があって、スペインとも、フラメンコとも、恋人とも縁を切らなくてはならなかったこと、それをなにより口惜しく思ってることは分かるのに、その事情がほのめかしでしか分からず、心情的には、本当に、「なんで?」で、受けと同調してしまいます。
後半でその理由がわかるのですが。

ネタバレしすぎるのもアレですので、適当にはしょりますが、要するに、飛行機事故で死ぬ寸前までの怪我をして、ギターをひけなくなっちゃった、恋人とは、フラメンコのギタリストとダンサーとして、出会って、結ばれて、生活もなにもかも、フラメンコが中心で今まで生きてきたから、ソレができなくなった自分は、恋人と一緒にいる資格がもうない、と、思いつめちゃったわけですね。

しょーじき、攻めの内村はヘタレです。
そりゃ、事故にあったのは同情しますし、その後遺症やらなにやらで大変だったのはわかりますが、何一つ説明もされずに、4年も放って置いていかれた形になってしまった受けの薫里くんが、めっさ気の毒に思えます。
運命の相手が、根性座ったオトコマエで本当に良かったね、内村。
そうでなかったら、捨てるどころか、再会後に改めて捨てられ直しても絶対文句言えないよ……。

こうやって書くと、なんかすごく、へたれ男のなさけない話のように思われてしまうかもしれませんが、実際には、情熱と、哀しみと、尽きせぬ想いとが、臨場的なフラメンコのシーンを通して、時に熱情的に、時に感傷的に物語られ、非常に情緒のある素晴らしい作品に仕上がっています。

フラメンコ用語、スペイン語など、基本用語の説明は最初に少し会話などに混じってありますが、どちらかというと、フィーリングで感じろ、的な文章ですので、ノレない人はノレないかもしれません。
まあ、私的には、かえって、その自然に出てくるカタカナが、異国情緒を感じさせて、すんなりと楽しむことができました。

しかし、後日談では、まさに世界は二人の為に、な生活をしている二人ですが、また日本で今度は薫里のほうがケガをしたりして、とことん、日本って国と相性が悪いカップルなんだなあと。
まあ、スペインでは問題ないよーなので、離れてた分、ラブラブ暮らしてくださいねw
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壊さずにはいられない―Sの恋人/春原いずみ

壊さずにはいられない―Sの恋人 (ダリア文庫)壊さずにはいられない―Sの恋人 (ダリア文庫)
(2008/08/13)
春原 いずみ

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タイトル ◆壊さずにはいられない―Sの恋人
作者   ◆春原いずみ
挿絵   ◆神葉理世
出版社 ◆フロンティアワークス ダリア文庫

カップリング  :内視鏡医師×看護士
ジャンル  :医療関係 調教・SM
H度     :★★★★☆☆
気に入り度 :★★★★★☆

感想文
あとがきでも書かれているとおり、めずらしく春原さん的にかなりHシーンもがんばっていて、登場人物も壊れ気味です。(がんばって少し多いレベルですが)

春原さんのメインジャンルである、医者モノですので、相変わらず舞台設定はしっかり書き込まれています。
今回は、医者は医者でも、またマニアックに、内視鏡医師が攻め、受けもそれを補助する医者担当看護士という、非常に珍しい医療モノです。
実際、医者の分野は色々と細かく分かれているんだそうですが、一般に医者モノというと、どうしても外科か内科しか出てこないモノ。
看護士も、大抵の場合、医者に対してではなく、患者別に担当するモノ、という印象があるんですが、そーじゃない看護士もあるんですねぇ。
この方は以前にも麻酔医やらレントゲン技師やらを主役に据えていますので、やっぱり、現場を知ってる人の作品は、なんちゃって白衣とは一線を引いているなぁと感心することしきり。

さて、肝心の作品のほうですが。

タイトルにあるとおり、攻めはいわゆるS。サドなお方です。
必然的に受けはマゾになるわけですが、これまた、なんというか、よくある、痛みや苦痛に快楽を覚えるタイプというよりは、変わったシチュエーションや過剰な快楽を受け入れても壊れない、ものすごく打たれ強く、精神的自己修復力が強いタイプ。
Mというより、むしろナルシストに近いんじゃないかと……。
そもそもが、自分が付き合っていた彼女が、ジレて見合いする、と言ったのに対し、あっさり「すれば?」と返すような天然自己中系君なので……。
(そのせいで、周りの女性陣から総スカンされるわけですが)

さすがに、周りの色々なイヤガラセやら、攻めの執拗なパワハラやら、使えない新人研修医のアサハカな企みやらが重なった挙句、ぶっちぎれるコトになるんですが、それも、陽性の爆発の仕方なんですよね。
というか、真性Mならそこで爆発はしないだろうと思うんですが、どうでしょう?
まあ、攻めのほうは、真性のドSですが!(キッパリ)

プレイのほうも、拘束・鞭打ち・我慢強制等の通常SM的な要素は殆どなく、S側も(肉体的にも精神的にも)いじめた分はきちんとフォローやケアに気を使っている、という、一般的なSM作品とはやはり微妙に異なった作品に仕上がっています。

あ、でもどっかで見たことがるんですが、本当のSっていうのは、そういうモンらしいですね。
なにしろ、やりすぎて完全に壊れちゃったら、大事なおもちゃ(M)で次にまた遊べなくなっちゃうから、アフターフォローは完璧に、が鉄則らしいです。

このカップルの場合、真性Sなのに、やたらストライクゾーンの狭い攻めが、ストライクゾーンバッチリの上に、やたら修復力の強く、仕事もできる、殆ど理想の受けに出会って、最高にいいおもちゃ見つけたなあ……と、気に入られちゃったと。

まー、なにしろ、受けがイヤがることをするのが攻めの楽しみ、なんで(そう言い切ってます)
ラブラブ度は限りなく0に近いんですけどね。

ちょっとめずらしいSM作品を読みたい方、ぜひ、一読を。


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銀盤を駆けぬけて/春原いずみ

銀盤を駆けぬけて (キャラ文庫)銀盤を駆けぬけて (キャラ文庫)
(2008/08/27)
春原 いずみ

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タイトル ◆銀盤を駆けぬけて
作者   ◆春原いずみ
挿絵   ◆須賀邦彦
出版社 ◆徳間書店 キャラ文庫

カップリング  :フィギュアスケートコーチ×フィギュアスケーター
ジャンル  :スポーツ
H度     :★★☆☆☆☆
気に入り度 :★★★★★★

感想文
BLとしてでなく(いや、BLとしてでもいいけど)普通にストーリーが面白いです。
フィギュアスケートの技の説明、当時の採点方法などについてもしっかり、話の邪魔にならないようにしながらも、分かりやすく書き込まれていますし、主人公の心理描写や状況説明もしっかりしていて、「読ませる」作品に仕上がっています。
(この作品に対しては受けだ攻めだ、という感覚が鈍いので普通に主人公といってしまう。)

実は春原さんの作品の中で一番最初に読んだのがコレです。
コレのおかげで春原作品にのめりこんで、今やコンプリート直前にw(あと2作)

春原作品のご多分に漏れず、試合中の大怪我で一旦は再起不能と言われた天才スケーターが、完全復帰するまでの物語なのですが、単純に天才だから、才能があるから、で終わらせるのではなく、地道な努力や、精神の葛藤、主人公達を取り巻く協会の人々や同じスケーターとの交流など、しっかりとした道を、必死で辿っていく、その過程が丁寧な文章で描かれています。

ただ、ストーリー重視のため、はっきりいってエッチ度は低いです。
(ないわけじゃあ、ありません)
まー、ジャンプやスピンを繰り返すスポーツ選手が、
そうそう体に負担かけるわけにもいきませんしねっ!(何)

ちなみに、↑に関しては、某ブログのmiru-○様とのコメントやりとりで、
『きっと体柔らかいから大丈夫!!「女子でもめったにお目にかかれない美しい」ビールマンできる人だからだから、開脚角度180度以上あるしっ!きっと、そっちも女子以上』
というコトで意見の一致を見ましたw

これ読んでると、なんかフィギュアスケートが見たくなるので、読みかえした後なんかは、
ニコ動であとがきにも言及されていた、アレクセイ・ヤグディンの「ウィンター」を見たりしています。

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