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ひみこのボーイズラブ小説 既読記録

≫2009年07月

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「甘いシリーズ(Coldサイド)」/妃川螢

奪われる唇 (リンクスロマンス)奪われる唇 (リンクスロマンス)
(2008/11)
妃川 螢
il 実相寺紫子
商品詳細を見る  
共依存 (リンクスロマンス)共依存 (リンクスロマンス)
(2009/01)
妃川 螢
il 実相寺紫子
商品詳細を見る    
厄介な恋人 (リンクスロマンス)厄介な恋人 (リンクスロマンス)
(2009/06)
妃川 螢
il 実相寺紫子
商品詳細を見る  
甘い誓約 (リーフノベルズ)甘い誓約 (リーフノベルズ)
(2003/04)
妃川 蛍
il 実相寺紫子
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恋一途 (リーフノベルズ)恋一途 (リーフノベルズ)
(2005/08/19)
妃川 蛍
il 実相寺紫子
商品詳細を見る  
衝動 (リーフノベルズ)衝動 (リーフノベルズ)
(2006/04/28)
妃川 蛍
il 実相寺紫子
商品詳細を見る  
盟約の恋鎖 (リーフノベルズ)盟約の恋鎖 (リーフノベルズ)
(2006/11/29)
妃川 螢
il 実相寺紫子
商品詳細を見る  
無言の恋咎 (リーフノベルズ)無言の恋咎 (リーフノベルズ)
(2007/01)
妃川 螢
il 実相寺紫子
商品詳細を見る

タイトル ◆「甘い シリーズ Coldサイド」
     *奪われる唇(「奪われる唇」・「捉われる眸」再録)
     *甘い誓約(Sweetサイドも入った短編集)
     *厄介な恋人(「厄介な恋人」・「この腕の温もり」再録)
     *恋一途
     *衝動
     *盟約の恋鎖
     *無言の恋咎
     *共依存      
作者   ◆妃川螢
挿絵   ◆実相寺紫子
出版社 ◆幻冬舎コミックス リンクスロマンス
       リーフ出版 リーフノベルズ
カップリング  :
(奪われる唇・共依存) 大組織極道総長×中・高校生
(この腕の温もり)    総長弟の高校生×新任教師
(厄介な恋人)      極道×一般大学生
(恋一途)         極道×極道の息子の大学生
(衝動)           極道×監察官
(盟約の恋鎖)      極道×極道
(無言の恋咎)      極道×弁護士(元検事)

ジャンル  :ヤクザ・マフィア 他色々
H度     :★★★☆☆☆~★★★★☆☆
気に入り度 :★★★★★☆

感想文
ながっ! ここ(感想)に至るまでのスペースが長っ!
(4つづつ表紙並べるのにけっこう苦労しましたw)
おいといてw

ヤクザ・マフィア・混合ときたので、初心に帰ってまたヤクザで。
ちなみに次回エントリー予定は同じ妃川さんで、マフィアモノいこうと思います。

しかし、妃川さんと実相寺さんのペアは黄金ペアだと思う!!
ものすっごくイメージと作品とがマッチしてるし!

まあ、それも、おいといて。

妃川先生の「甘い」シリーズのColdサイド。
「甘い…シリーズ」はColdサイドとSweeサイドに分かれています。
Coldサイドは、全国屈指の大組織・黒龍会傘下とその周辺組織の皆々様の話。
Sweeサイドは、某高校の生徒・教師他の皆様。

それぞれ主人公は違うのですが、さすがトップの貫禄(?) 総長の情夫の史世は、Coldサイドの大半の作品に顔を出しています。
むしろおいしいトコ取りしまくっています。
シリーズ全体の影の主役はダレ?って聞かれたら迷わず「史世」と答えます。(をい)
カタギクスクスなのにねw

このシリーズの特徴(?)は受け子が強い!!(主に精神的に)
甘え系の受け子もいますが、殆どの場合、受けが攻めを振り回してる感があります。
その最たる者が史世ですが……。

ストーリー自体はそれぞれ独立しているので、他の話を知らなくても読むことはできます。
ただ、他も読んでいると、人間関係・組織関係が理解でき、より一層楽しむ事ができます。
まあ、それはSweeサイド作品にもいえますが、Sweeサイドは読まなくても大丈夫です。
っていうか私は「甘いくちづけ」しか読んでません!(「甘いくちづけ」には、史世が出てくるので)

全体に読みやすい流麗な文体、テンポのいい起伏のあるストーリー、
たまにご都合&史世のお節介(を)で、楽しく読むことができます。

ちなみに、初期の作品は殆ど年の差カップルになっていますが殆どの都市で、青少年保護育成条例で、18歳未満との性交渉は禁じられておりますw
ギリギリが多いぞ、黒龍会!!
特に総長!!キミは完全にアウトだ!都道府県で違う条例どころか、法律、刑法第177条(13才未満に対する淫行は同意があったとしても強姦罪にあたる)にひっかかってますよっ!
当時弁護士(見習い)だったクセになぁ?
と、思ったけど、よく考えてみると、男なので強姦罪は通用しないのでした。
この法律ってどう考えても男性差別だよな。

リーフ倒産でどーなるかと思いましたが、甘いシリーズは今後、順次リンクスロマンスで再販される模様です。(その際、だいたいリーフ時代の2冊を1冊にまとめての再録になる模様)
再販の合間に新作をボチボチっていう感じなのかな?
ちなみに、実は私、リーフ時代の最後1冊「無言の恋咎」、まだ読んでません。
だってどの古本屋にも置いてないんですものっ!!

あと、妃川さんは新刊発売すると、自サイトでその作品のショートストーリーをアップしてくださいます。
ただし、パスワード制(作品内の1単語とか)期間限定(半年程)なので、注意。
本を入手したら、とりあえずチェックしてみたらお得な気分が味わえるかもしれません。

各作品別感想を少しずつ

*奪われる唇・共依存
主役は黒龍会総長と、その情人。
シリーズ全体で、受け子の年齢が最も下(12歳)から始まります。
「奪われる唇」が中学生、「捉われる唇」が高校生、「共依存」が高校卒業から大学入学までの間。
まあ、当の受け子が、業界の皆様から、化猫と囁かれるほどの器量(美形で、気風が良く、腕が立ち、気が強い)の持ち主なので、それほど子供であることを意識するコトはありませんが。

ストーリーは、ヤクザの総長の息子でありながら、組には入らず、組弁護士をしていた攻めが偶然、道端でチンピラに絡まれていた受(でも、本当は自分で対処できたんだけどね)と出会い、組関係で色々あって、受け子を巻き込みながら、結局、攻めは組織トップとして立ち、受け子もその傍らに立ち、自分が、攻めのかわりに、組弁護士になることを決める、といったモノ。

とにかく、キャラが二人とも突出しているので、やりとりが楽しいです。シリアスな話なのにw
やっぱり中核ストーリー&カップルなので、まずはコレを読んでおくべきでしょう!
気に入り度も、この2作(実質3作)には、★6つけちゃいますw

*厄介な恋人(「厄介な恋人」・「この腕の温もり」)
「厄介な恋人」のほうは、黒龍会幹部と一本気である意味単純な一般大学生。
相手がヤクザとは知らず、ヤクザなんてきらいだー!といっている受け子と黙ってそれでも面倒を見る攻め(でもムッツリ)。
そして、事実が知られて、結局、ヤクザでもいい、一緒に生きたい、となる、まあ、ある意味ヤクザ×一般人的定番モノ。
攻めのムッツリ鬼畜ぶりがステキ。

「この腕の温もり」は、黒龍会総長弟(高校生)と、学校教師。
弟くんは、巻き込みたくない、という総長の意志の元、組とは縁切りされているので、ほとんど極道色はない話になっています。なので、クールサイドの中では、唯一毛色が違ったストーリ。むしろ、感覚的には、スウィートサイド寄り。
ぶっちゃけ、学校モノって、あんまり興味なくて、殆ど内容覚えてません。 ごめんなさい!

*恋一途
対立組織総裁後継ぎと、黒龍会系下部組織組長の息子。
ぶっちゃけ向いてないにもかかわらず、親の役に立ちたいと、自ら史世の影からの護衛を買って出ていた受け子(でもやっぱり役に立ってない)が、ストレス溜めて「ちょっと悪いコトしてみたい」と出会い系(なぜかゲイサイト)にアクセスして、土壇場ででもやっぱりーと、逃げようとしたところを、助けるふりして、実は自分がナンパしちゃった攻。

最終的には、受け子が嫁入り(!)することで、組織同士も友好関係を組むコトになるんだが、それでいいのか、極道組織……。
(まあ、平和的に友好関係を結べるのはそれはそれでいいだろーけど……)
あと、さんざんあえぎ声聞かされる舎弟が気の毒だから、とりあえず、史世のマネして、逢引用マンションでも買ってもらえ……。

*衝動 
黒龍会下部組織幹部と検察官(実はその組長の息子)
このシリーズの中では珍しい大人カップル。
大人なので、やってることも、ストーリーも落ち着き気味。
そして着々と築かれつつある、受け子連合。
おまえらみんなネコ系だな……。

*盟約の恋鎖
黒龍会下部組織幹部と、幼馴染の組長代理。
このシリーズでは初の、極道同士。
年齢的にはコレも大人同士なんだけど、受け子の性格がガキっぽいので、オトナな雰囲気がない。
でもやってることは、監禁、陵辱と、ヤクザモノらしいヲトナな世界なので、それはそれでOK。
しかし、結局のところ、両思いのバカップルだったことが判明。
珍しく、受け子連合に組しない、(むしろ、こっそり攻めのほうが連絡とりあってそうだ)ツンデレ受け子。

*無言の恋咎
すみません、読んでません!
どこにも在庫がありません!!
早い所、リンクスで再販してくださーい。


ふう……。
さすがに最長のエントリーになったぜ……。
でも感想には殆ど意味がないんだぜ……。
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複数交流のススメ (既読複数モノ リスト)

番組ヤクザ・マフィアフェアの途中ですが、臨時ニュースエントリーをお届けします。

いえ、単に、自分が忘れない為のメモですけどね。
最初掲示板に書いとこうかと思ったんですが、先日、思いっきりログ飛ばされたので。
さすがのFC2も、ブログ本体の記事飛ばしはさすがにしないだろうと……思うんだけど……。
しないと……いいなぁ……(ちょっと心配)

おいといて。

いえ、第2回複数交流フェアの為にも、ちょっと既読複数モノ本(あれからちょっと増えた)を追加しとこうかとw

今後は、読了の度に、このエントリーに追加していこうと思います。
毎回イチイチ追加エントリーしてたらキリがないですしね。

というわけで、以下追加。

『ちょっと過激な恋物語(みんなで幸せ型)』 雅桃子
『研究室にいらっしゃい(みんなで幸せ型)』 雅桃子
『研究室ウォーズ(みんなで幸せ型)』 雅桃子(↑との間に「踊る大研究室」があるらしい)

『ごむたいな双美人(みんなで幸せ型)』 斑鳩サハラ

『甘い罠で蕩かせて(とりあえず一人選んだけど、許可があればカモーン型)』 高岡ミズミ

『わがままな衝動(とりあえず共有納得型)』 かのえなぎさ

『ワインレッドの誘惑(一人を選びました型)』 暁由宇

『ロマンスの王様(元から一人選んでるけど、プレイとして雑魚キャラ混合型)』 水戸泉

『モザイクリング(皆で幸せ型)』 須和雪里
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目眩/谷崎泉

目眩 (二見シャレード文庫)目眩 (二見シャレード文庫)
(2000/05)
谷崎 泉
il 藤咲なおみ
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目眩〈2〉 (二見シャレード文庫)目眩〈2〉 (二見シャレード文庫)
(2000/11)
谷崎 泉
il 藤咲なおみ
商品詳細を見る

タイトル ◆目眩 全2巻
作者   ◆谷崎泉
挿絵   ◆藤咲なおみ
出版社 ◆二見書房 二見シャレード文庫

カップリング  :ヤクザ×サラリーマン(回想時大学生 2巻では無職の囲われ者)
ジャンル  :ヤクザ・マフィア サラリーマン 愛人
H度     :★★★☆☆☆
気に入り度 :
     1巻 ★★☆☆☆☆
     2巻 ★★★★☆☆

感想文
ヤクザ、マフィア、ときたので、今度は混合いってみましょう。

1巻を読み終わったとき、なんだか目眩がしました。

………。
……………。
はっ、それで終わってしまってはいけないのかw

まあ、ぶっちゃけ、1巻は作者さんがあとがきで、「最初ギャクのつもりで書いた」とおっしゃっているとおり、とにかくなんかもう……な展開が続きます。
1巻だけ読むと受けの流されっぷりにイライラするだけの可能性大です。

が、2巻はかなりシリアスで心理描写もしっかり書かれた、良い作品になっています。

落差がすごく激しいので、1巻はあくまでも2巻にいくための壮大な序章だと思ってみるか、1巻と2巻は良く似た設定の別世界だと割り切るとかしたほうが、精神衛生上、良いかもしれません。


1巻ではとにかく、ひたすら流されまくりーな受け子、光一君。
「ミス日本に輝いたことのある母をバージョンアップさせた」という美貌と、「東大法学部首席卒業」という無駄に高い学歴を誇り、今まで寄ってきた男は全員身体目当てだ、と言い切る自意識過剰男君です。

最初の男に強姦されたのは仕方が無いとして、その後、その強引さに流されてズルズルと関係を
続けてみたり、一旦その男と(学年が違う為)切れたあとも、「痛いのはいやだ」という情けない理由で迫ってくる野郎共(不特定多数)にあっさり身体を許してみたり……。

そのくせ、そうやって自分の虜になった(強引でない)男を利用したり、切り捨てたりするのには、まったく躊躇しない、見事なまでの自己中っぷりを発揮。
まあ、この自己中は、後々の彼の職業には、ある意味非常に役に立つ条件だったのかもしれませんが。

父の会社がつぶれて、攻めの経済ヤクザである遠峰の愛人になったわけですが、その経緯も見事な流されっぷり。
べつに、最初の時点で、借金のカタにーってわけじゃなかったんです。
だけど、強引に身体奪われたあと、遠峰が勝手に、行方不明になっていた父を探し出し、会社に支援をして、愛人になるのを断ったりしたら、今度はどーなるかなー?と、遠まわしに脅すもんだから、イヤイヤながら関係を続けていったわけですが……。

正直、こいつのヘタレっぷりは、両親譲りなんだな……と。
金策から逃げて失踪していた父も父なら、経営する店でバイトをしていた、というだけの人間の実家をいきなり、支援します、家も元の家に戻ってけっこうですよ、と言われて、条件も聞かずに、「助けてくれて、ありがとー」で済ます母も母……。
打たれ弱さは父譲り、他人に依存するのを躊躇しないのは母譲り。
いやー、本当に見事なダメダメっぷりです。

遠峰が香港に向かって、一旦離れてからも、強引な男につかまっては、あっちフラフラこっちフラフラ……。

最後は、香港・アメリカ・ドイツの三択つきつけられて、「なんで皆、自分の意見ばっかり押し付けてくるんだ」とキレた挙句、屋上から飛び降りかけ……ようとした所を「落ちたら、痛いぞ」の一言でアッサリやっぱヤダ……と躊躇したところを、結局遠峰に捕まって、ジ・エンドという……。

光一君も目眩がしていたでしょうが、読んでるほうも目眩でクラクラ……。


気を取り直して……。
1巻でひととおり男達の間をフラフラした後、2巻では完全に遠峰の囲われ者になった光一君ですが……。

最初はやっぱりダメダメ君丸出しです。
しかし、中盤、遠峰とマフィアの対立のせいで、マフィア幹部に攫われてからは、多少、腹も据わったらしく、相手の気持ちを思いやってみたり、自分で行動することを覚え始めます。
本気で命の危険を感じないと、変われないあたりが微妙ですが……。まあ、それでも変わらないよりはマシ。

このあたりで、とにかくバタバタしていた1巻とは異なり、かなりシリアス展開になってきます。

相変わらず、貞操観念は殆どないようで、じーーっと物欲しげに見てられるよりは、とっとと関係持っちゃったほうが楽、と、別の男に身体許してたりしますが。

それでも、後半には、しっかりと自分の気持ち、遠峰の気持ち、周りの人間の気持ちを考えることができるようになり、自分で自分の生き方を決められるようになり、遠峰を逃がす代わりに、自分が組織に入ることを決意。
(遠峰を追っている組織首領が「おまえは自分の役に立つから」という理由で取引を申し出てくれたので)

ラストシーンはけっこうジーンときました。
(いきなり7年後に飛んでるので説明不足感はありますが)

つーか、結局これって、最後、攻がカタギの会社社長になって、受が香港マフィアの首頭後継になったってことなんでしょうかね?

そのへん、もうちょっと、詳しく光一君成長物語をして欲しかったなぁと。
でも、せっかくの、無駄に頭が良い設定が、無駄にならなくって良かったね!
美貌と男寄せフェロモンだけじゃ、さすがの首領もきっと取引してくれなかっただろうしね!!

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「ドロップアウト」シリーズ/佐々木禎子

ドロップアウト 甘い爪痕 (講談社X文庫―ホワイトハート)ドロップアウト 甘い爪痕 (講談社X文庫―ホワイトハート)
(2007/04/02)
佐々木 禎子
il 実相寺 紫子
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ドロップアウト―堕天使の焦燥 (講談社X文庫―ホワイトハート)ドロップアウト―堕天使の焦燥 (講談社X文庫―ホワイトハート)
(2007/10)
佐々木 禎子
il 実相寺 紫子
商品詳細を見る

ドロップアウト 龍の咆哮 (講談社X文庫 さK-03 ホワイトハート)ドロップアウト 龍の咆哮 (講談社X文庫 さK-03 ホワイトハート)
(2008/05/02)
佐々木 禎子
il 実相寺 紫子
商品詳細を見る

タイトル ◆「ドロップアウト」シリーズ
     *ドロップアウト 甘い爪痕
     *ドロップアウト 堕天使の焦燥
     *ドロップアウト 龍の咆哮
作者   ◆佐々木禎子
挿絵   ◆実相寺紫子
出版社 ◆講談社 X文庫ホワイトハート

カップリング  :香港マフィア時期香主×無免許医者
ジャンル  :ヤクザ・マフィア 医療関係 再会 
H度     :★★★☆☆☆
気に入り度 :★★★★☆☆

感想文
ヤクザの次はマフィアでいってみましょうか。

香港マフィアの次期香主(ボス候補)と、わりとイイトコのぼっちゃんだった医大生が、飛行機ん中で出会って、マフィアと知らずに恋愛して、マフィアだとバレたら監禁・強姦。
とりあえずは、一度別れてぼっちゃんは、日本に戻ったんだけど、後つけまわされたりして、そのせいで(だけじゃなく、家族との確執もあったらしいが)医大生だった受けは、道外れて新宿で無免許医師に。
5年後に再会して(居所は最初から知ってた模様)、なんか知らんがめっさ自然にヨリ戻して、ヤクザと麻薬取引でゴタゴタしたり、攻めの異母弟と香主継承の件でゴタゴタしたり……が「堕天使」まで。
で、受けのおねだり(そうとしか言いようが…)に応えて、攻めがマフィアやめて、カタギになって、受けも、もう一度正規の医者目指しましょーって決意する話が「龍の咆哮」。

………。
……んー、悪くは……ない。
うん。悪くはないんですが……。
なんだろう……妙に地に足がつき過ぎてる感?
いや、そーでもないよな。ストーリー的にはご都合な部分もあるし……。
あー……そう、地味? 地味。
設定がハデなわりに、起こる出来事や、する事が妙に堅実で地味。

繰り返しますが、悪くは、ないです。
恋愛も事件も、しっかり書き込まれてるし、登場人物も魅力的で、心理描写もきちんとしてるし。
(まあ、そのきちんとっぷりがまた地味な要因でもあるんだけど…)
ほんと、キャラ設定も、やりようによっては、かなりハデにできるキャラ設定なのに、なんでこんなに地味な印象があるんだろう……。
脇役(受け子の医療室のあるビルのオーナーとか、そのバイトとか)が特異すぎるせいで、主役が埋もれてる感があるせいだろうか。

どーでもいいけど、香港マフィアって、そんな簡単に、やめたー、っていって、やめられるもんなんだろーか?(いや、色々根回しはしたらしいが)

あと、正規の医者をもう一度目指すって、そりゃまあいいが、大学は失踪してる間に、とっくに退学になってるだろーし、(すみません、一番最初に、大学は自分から退学した、と、はっきりきっぱり書いてありましたw) もう一度受験しなおしですか?
失踪時4年生で23歳、+失踪5年28歳の受験生。
ただでさえ6年制の医大なのに……まあ、ガンバレ。

イラストが実相寺紫子さんの美麗なモノで、表紙で期待大になれるだけに、もうちょっとハデでもよかったよーな気がします。

そーいう意味では、続編(というか、スピンオフというか)の、ブレイクアウト(脇役だった謎の多い部下と異母弟)のほうがハデになりそうなので期待。


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「この愛に…」シリーズ/早川しほり

この愛にひざまずけ (リーフノベルズ)この愛にひざまずけ (リーフノベルズ)
(2004/11/06)
早水 しほり
il桜樹やや
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この愛に溺れろ (リーフノベルズ)この愛に溺れろ (リーフノベルズ)
(2005/01/08)
早水 しほり
il桜樹やや
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タイトル ◆「この愛に…」シリーズ
     *この愛にひざまずけ
     *この愛に溺れろ
作者   ◆早川しほり
挿絵   ◆桜樹やや
出版社 ◆リーフ出版 リーフノベルズ

カップリング  :極道組長×弁護士
ジャンル  :ヤクザ・マフィア 法曹関係 長い友情
H度     :★★★★☆☆
気に入り度 :★★★★★☆

感想文
さて、まずはカルい所からいってみましょうか。

ヤクザ×弁護士の、定番的カップリングです。
ストーリー的にも、いやがる受けを攻めがむりやり強姦・監禁など、ある意味、非常に定番で、うっかりするとドロドロになりがちなんですが、それを強引なまでにライト感覚に変換させているのが、幼馴染設定。

最初から攻めが受けにベタボレの上、受けもかなり気が強く、イイ性格をしているので、言い返すわ、抜かれた(キャ)瞬間逃げ出そうとするわ、で、悲惨さはほぼ0。

むしろ、後半、受けがイヤイヤながらも顧問弁護士になることを承知してからは、開き直って腰を据えた受けのほうが、攻めをふりまわしている感が。

まわりも幹部から三下にいたるまで、すっかり「姐さん!」扱いで、笑っちゃ気の毒だが笑わずにはいられない、コミカルな作品に仕上がっています。

「溺れろ」のほうは、カップルが出来上がってからの、やはりヤクザモノ定番的、攻めが受けを抗争に巻き込みたくないので遠ざけた為のすれ違い&ライバル登場、ですが、やっぱり基本的に、受けの気が強い為、ほとんど掛け合い漫才状態。

内容的には全体にとにかく定番なんだけど、飽きを感じさせない、テンポとノリの良さで、かなり面白く読むことができました。

しかし、いくら怒り&心配がMAXでも、ガラスのテーブルを正拳突きで叩き割るって、どんだけ拳が丈夫なんですか、受けの冬紀さん?


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ヤクザ・マフィア物もいいよネ!

さて、前エントリーまで、続けさせていただきました複人数フェア、とりあえずは、前作で一旦締めさせていただきます。
思った以上に各方面からご好評いただき、まことにありがとうございました。
みなさんスキねぇツンっ 私もスキよ

ネタはまだまだございますので、そのうちにまた、第二回複人数フェアを突発的に開催するかもしれません。その折には、また、ひとつ、楽しくのっかってみて下さい

こんな複人数作品はどう? という情報提供は、フェア関係なく、常時募集しておりますので、そちらのほうも、コメント、掲示板、拍手等、どの場でもかまいませんので、よろしく御願い申し上げます。


というわけで、次いってみましょうか!!

新エントリーでもいいんですが、まだシーサーブログからの引越しが終わってないので、まずは、あちらからもってくる分で、ジャンルまとめてフェアにしちゃいましょうか。

そうですね……【ヤクザ・マフィア】物 なんかいかがでしょう?
BLの中でも、一大ジャンルを占めます、任侠・組織の中での、めくるめく愛憎の世界!
背を彩る刺青、秘密パーティーのざわめき、ああ、想像するだけで……はぁはぁ…

ま、しょせん私が好んで読むLvなので、小難しかったり、本格的な任侠モノは殆どなかったりしますが。

じゃ、まあ、そーゆうコトで。
次エントリーからヤクザ・マフィア物フェア開催いたしまーす ドンドンパフパフー

1.2記事は引越し改訂分ではなく、新規エントリーを入れるつもりですので、シーサーブログをご覧になっていらした方も、楽しみにしてみて下さいね
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DEAD END/桃さくら

ラヴァーズGREED DEAD END (ラヴァーズ文庫GREED)ラヴァーズGREED DEAD END (ラヴァーズ文庫GREED)
(2009/04/25)
桃さくら

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タイトル ◆DEAD END
作者   ◆桃さくら
挿絵   ◆音子
出版社 ◆竹書房  ラヴァーズ文庫GREED

カップリング  :貿易会社社長(父)×大学生(息子)⇔大学生
ジャンル  :複人数 親子 調教・SM
H度     :★★★★★☆
気に入り度 :★★★☆☆☆

感想文
さて、今回5作に渡ってお送りした、複人数モノフェア、お楽しみいただけましたでしょうか。
単純に複人数モノといっても、ライトなモノから、ドロドロにハードなモノまで、色々ありますので、皆さんも、ご自分に合った複人数モノを探してみてくださいネ


さてっ、それではトリを飾る1作をご紹介しましょうか。
桃さくらさん著、『DEAD END』

うーーーわーーーーー……。
それが読了後の最初の感想でした。

とりあえず、今まで読んだ複人数モノの中でも最もいっちゃってるなぁと思った作品。

カップリング、わかりづらいんです、ようは、主要3キャラ総当たり戦です。
父×息子、父×友人K、父+息子×友人K、息子×友人K、友人K×息子。この5パターン。
あ、分かり難い?

今回、メイン受け子になります恭太郎君は、貿易会社社長令息である、勇気君と、とある事件が元で知り合い、お互いの家に訪ね、家族とも仲良くするような友人となります。
勇気の父である、矢嶋氏は、カリスマ的魅力の美丈夫で、仕事でめったに帰ってこないのですが、たまたま戻ってきていたその日、3人で酒を楽しみながら話をしていた所、勇気の母に迎えに来てくれと要請され、酒を飲んでいなかった勇気が2時間ほど席を外すことになります。
そして、勇気不在のその間に、矢嶋氏に媚薬を盛られ、陵辱された恭太郎。
当初それを隠そうとした恭太郎ですが、脅迫されるままに、関係を重ねることになり、そして、とうとう、その現場を勇気が目撃することになります。
父と恭太郎の関係を知った勇気は、その二人の、両方に欲情している自分を知り、父に誘われるままに、身体を重ね、矢嶋親子と、恭太郎の爛れた関係が始まったのでした……。

と、ソレが最初ですね。
とにかく、しょっぱなから媚薬つかわれたり、エグい張り型つかわれたり、親子に二輪挿しされたりと、さんざんな目にあっている恭太郎ですが、その後も、ちょっとした浮気心で相手をした先輩に対し、嫉妬した勇気が暴走して、結果的に恭太郎がその浮気相手とその友人たち3人に輪姦されたりと、そらもー、よくまあ、精神的にも肉体的にも壊れないなぁ、と思う程。

健康的で実直が売りだった青年が、最後にはコレが夢だったら楽しいかもしれないな…
とかつぶやきながら、結局爛れた生活を受け入れていく姿がとても哀れです。
まさにDEAD END(袋小路)。

基本3キャラの絡み以外にも(これだけでも沢山なのに)上記の輪姦シーンや息子と父の後輩
(実は桃さくらさんの代表作「僕のセクシャルハラスメント」の攻)
との一夜など、絡みシーン満載。

絡みもトコトン濃いのですが、妙な執着と色気が満載された、堕ちモノ好きの方にはたまらないだろう一品に仕上がっております。
ただ、愛は……攻め親子は愛だと主張しておりますが……。
執着は、感じられますが、愛はあんまり……。
っていうか、矢嶋父が、ズバっと「純粋にセックスだけ楽しめばいい、色々な人と寝ているけど、皆、寝ている時は好きな人」といっているように、精神的な繋がりは殆ど求めてない係わり合いなので……。

とことん堕ちちゃってるのが好きな方、複数モノが好きな方、リバ・近親が大丈夫な方、どうぞ。

記事上の商品情報は、2009年4月末、ラヴァーズ文庫より再販された物です。
初版は1994年に青磁ビブロスより発売されたビーボーイノベルズ。
文庫化にあたって、多少の修正、追加がなされているようです。
(大筋はかわっていません)
パラっと見たところ、最後部分に2.3Pの追加がありました。
そのかわり(?)上記にあります、僕セクキャラとの絡み番外が、収録されていません。

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「お義兄様シリーズ」/高月まつり

お義兄様が世界で1番っ (ゲンキノベルズ)お義兄様が世界で1番っ (ゲンキノベルズ)
(2006/07/31)
高月 まつり

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お義兄様が世界の中心っ (ゲンキノベルズ)お義兄様が世界の中心っ (ゲンキノベルズ)
(2009/01)
高月 まつり

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タイトル ◆「お義兄様シリーズ」
     *お義兄様が世界で1番!
     *お義兄様が世界の中心っ
作者   ◆高月まつり
挿絵   ◆しょうおとあや
出版社 ◆ムービック ゲンキノベルズ

カップリング  :財団総帥双子×元レストラン店長
ジャンル  :複人数 兄弟
H度     :★★☆☆☆☆
気に入り度 :★★★☆☆☆

感想文
さて、トリに行く前に、ちょっと息抜きをしましょうか。

ライト系複人数モノで、比較的新しい作品というと、コレなんかどうでしょう。
高月まつりさんのコメディ、「お義兄様シリーズ」です。

ご存知の方はご存知かと思いますが、高月まつりさんのライトコメディは、基本、ヘンです。
いえ、作品がヘンだというわけではなく、いや、ヘンだけど……ああっ墓穴っ!
えーっとえーっと、とにかく、メインテーマが「変」なんじゃないかと思うくらい、登場人物の性格設定、周りの対応、状況設定、すべてが、普通じゃありません。
なので、コメディなんだ!ということを、念頭にいれて読まないと、うっかりすると「なにこれ……」「なじめない……」になってしまうコトをご了承下さい。(実際、世界で1番!のほうのアマゾン評価が割れてるのは、ソレになじめた人となじめなかった人の差ですね)

というわけで、内容ですが。
子供の頃にオカネモチのお父さんと庶民のお母さんが再婚同士で結婚して、美形な義理三人兄弟(下二人は双子)が出来上がりました。
けれど、お父さんは早世し、お母さんは、イジワルなおばあちゃんにイビられて、実の息子だけを連れて、家を追い出されてしまいます。
さて、時は流れ、母に連れられて泣く泣く双子の弟達と別れた兄は、庶民でマジメなファミリーレストランの店長に、わけもわからず、優しい義母と兄から引き離された双子ちゃんは、ババアの残した財団を引き継ぎ、有能だけど、どっかぶっとんだ若き財団総帥になりました。
というトコロで話は始まっているわけです。

ま、あとは言わずとも想像できますよネ?

高月さんテイストの高い、軽く、笑える、微ヘンタイチックなドタバタラブコメディに仕上がっています。
その分、内容(というかストーリー性)に期待とかしちゃいけませんよ?
サラっと、明るい、ちょっとPってどんなふうなのか知ってみたい、そういう時に読むのに適した作品です。


さて、ついでなので、ココでちょっと複人数モノのおさらいを。

Pモノの攻めは、兄弟(特に双子)親子が多いのが特徴です。
この双子、もしくは兄弟設定、大抵の場合、攻めが受け子に惚れる理由の一つになってるんですが、『良く似た双子を見分けられる』 『別人格として認識をしていても、同等に愛してくれる』 この2点がほぼ全ての兄弟Pの基本となっています。
同等に、ってトコロがキモですよ?
たとえ流され型であっても、ソコさえハズさなければ、この法則は成立します。
そしてそれは、兄弟でなくても同様。

複人数モノで、どっちか選べ、は禁物です。
いえ、ソレはソレでそういう話もありますが、そういう場合、キビシい内容になりやすいため、私はかえって苦手です。
ま、好みの問題っちゃそれまでですが。
ただ、たとえ、内容的に「選べ」モノだったとしても、最終的に「どっちも」を選ぶタイプの作品なら、自分的にOKです。受け子が内面的に欲張り(せめて懐が広いと言えと…)なのが好みなんですよね。結局。

複人数であることが設定のメインになっている作品の場合、ラストは、主に、5種類に分かれます。
『堕ちるとこまで堕ちちゃおう』 型
『堕ちちゃって、もう戻れない』 型
『片方を選んでそちらと幸せになります』 型
『みんなでこれからも幸せに暮らします』 型
『堕ちる?いや、自分が選んだ道なんだ』 型
先の三つは、シリアス系、後の二つは、ライト系に多いですね。
全部が全部そうとは限りませんし、複合型もありますが。

たとえば、この作品なんかは、『みんなで幸せに暮らします』型の典型です。
個人的な好みとしては、『自分で選んだんだ』型が一番前向きで、でも受け子が流され型でないのが多いので、好きですね。
逆に、最もガッカリなのが『片方を選んで』型です。
コレはガッカリです。
たとえ、理由や、そこまでのストーリーが納得いくものであっても、ガッカリするのに変わりはありません。

が、しかし、この複人数フェアのトリにもっていくのは、好みからハズれている、『堕ちちゃってもう戻れない』型ですw
コレはコレで、耽美系が好きな方には、たまらないラストタイプなのですけどね。

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スクエア~四角関係~/愁堂れな

スクエア ~四角関係~ (ラヴァーズ文庫)スクエア ~四角関係~ (ラヴァーズ文庫)
(2008/11/25)
愁堂 れな

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タイトル ◆スクエア~四角関係~
作者   ◆愁堂れな
挿絵   ◆國沢 智
出版社 ◆竹書房 ラヴァーズ文庫

カップリング  :ホストクラブオーナー&ホスト兄弟×外車ディーラー営業
ジャンル  :複人数 兄弟 調教・SM
H度     :★★★★★☆
気に入り度 :★★★☆☆☆

感想文
はい、さすがにBL2000冊ほど読んで、初めてみました。
4Pです! 4人で組んず解れつがんばってます!
(主要人物以外での輪姦・2カップルの同衾は、対象から除外しています)

しかし、タイトルは「四角関係」ですが、あとがきでも触れていらっしゃるように、四角形というよりは、三角錐ですね。受け1人に攻め兄弟3人ですから。

攻め兄弟は、腹違いでも義理でもない、普通の兄弟。
子供の頃に両親が亡くなってるので、やたらめったら兄弟仲が良く、絆が固いという設定です。
よっぽど両親の顔がよかったのか、三人ともタイプは違えど、トップホストやオーナーとして押し出しができる美形兄弟です。

まあ、設定はさておき。

んー、感想として、とりあえず、人数多いので位置関係把握するのが大変だなぁとw
あと、さすがにコレで重くしたらヤバいと思ったのか、全体的にあっ軽い雰囲気とノリです。
受け子も、なんだかんだで最初っからノリノリですし、状況もわりあい素直に受け入れてしまっています。(素直な子設定という事もありますが)

悌毛プレイとか、放置プレイとか、何気に調教も入ってるんですが、あまり調教的な印象は感じさせませんね。単にノリと勢いでやっちゃったー、みたいに書かれてるので、読んでるほうも、ライトに読み進めることができます。

結局、攻め兄弟が受け子を初対面から気に入って、イロイロと飴と鞭を使いつつ、飼い慣らし、最終的に、4人と一緒に生きていくことを受け入れた受け子を、みんなでべた甘にかわいがって暮らしていきましょう、っていう話。
この受け子ちゃんの、なにがそんなに皆様の気に入ったのかは知りませんが。
(受け子のほうも、なんで自分?と思いながらも、結局、「ま、いいか、好きっていってくれてるんだし、ココは素直に甘えとこう」的な、流されラストです)

Pモノ、ラスト区分でいうと「これからも、みんなで幸せに暮らしていきまーす」型ですね。

まあ、その分、ストーリー的なモノは期待しちゃいけません。
カッコイイ男達が、じゃれあってる、その雰囲気とノリを感じれば、ソレでいいんです。
コレに関していえば、あくまでも、そーいうライトなPの雰囲気を楽しむ作品だと思います。

まー、複数プレイ話が好きな方、一瞬酷いようで、実はべた甘な話が好きな方、どうぞ。

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エンジェルヒート/西野 花

エンジェルヒート (白泉社花丸文庫BLACK)エンジェルヒート (白泉社花丸文庫BLACK)
(2008/11/19)
西野 花

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タイトル ◆エンジェルヒート
作者   ◆西野 花
挿絵   ◆鵺
出版社 ◆白泉社 花丸文庫BLACK

カップリング  :秘密クラブオーナー兄弟×元税理士
ジャンル  :複人数 調教・SM 兄弟 身売り
H度     :★★★★★☆
気に入り度 :★★★★★☆

感想文
はい、だんだんPレベルあげてきますよー。

さて、今回は調教に身売り要素が+されました!
というか、要素イッパイです。

ヤクザ(叔父・受けの病気の母を盾にスパイを強要)
人身販売組織・秘密クラブ(攻め兄弟の経営)
媚薬(この媚薬の名がタイトル。重要アイテム)
拘束・衆人観衆の中での陵辱(スパイ失敗により、クラブ会員達の前で)
調教(叔父に母を害させない為、自ら奴隷として仕えることを宣言)
兄弟(攻め2人は腹違いの兄弟。攻・受でないのがストーリー上さすがに無理とはいえ、惜しい)
3P(二輪挿し・ドライ有)
と、一通り、この手の話の要素は全部そろえてみましたっ!てカンジです。

これだけヤバい要素いっぱいなのに、読後感は悪くないのがいっそ不思議。
むしろ、スッキリさっぱり、ラブラブで、これから三人で幸せに(裏社会でだけど)生きてくんだろうな、的な清涼感があるというか。
やっぱりかなり初期に、受け子が自ら状況を受け入れちゃって、攻め兄弟も受けを気に入って結構大切にしてたのが大きいでしょうかね。

受け子の性格が基本オトコマエなので、調教シーンなども、ベタついた感がありませんし、そういうオトコマエな所で、タイプの違う攻め兄弟、このさい、両方面倒みてやるから、どんとこいやー!みたいな。

さすがに調教メイン、プラス複人数なので、エッチシーンは多いし、激しいです。
つーか媚薬のせいもありますが、こんなにひたすら何度もイって、受けの体調は大丈夫なのか、とかいらん心配までしてみたり。
まあ、ラストはドライで達くことも覚えたようですし、攻め弟が医者も兼ねてるという設定なのでそのへんはきちんと管理してるのでしょう、きっと。

この作品も、「いくとこまでいっちゃおうか」、ラストですが、こちらのほうは、むしろ、開き直りというか、前向きな清涼感がある良作になっています。

複人数プレイ話が好きな方、酷くない調教系、ハードなエッチが好きな方にオススメです。

ちなみに、今気づいたんですが、この作品もイラストが鵺さんなんですね。
前エントリー「禁忌を抱く双つの手」もそうだったんですが、Pモノのわりに、ドロっと感を感じさせない、繊細でクールだけど、色気は感じさせる絵柄で、作品を引き立てている、よい絵師さんですね。
今、私の中で、Pの鵺と(勝手に)認定されました!

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禁忌を抱く双つの手/藍生 有

禁忌を抱く双つの手 (白泉社花丸文庫BLACK)禁忌を抱く双つの手 (白泉社花丸文庫BLACK)
(2009/02)
藍生 有

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タイトル ◆禁忌を抱く双つの手
作者   ◆藍生 有
挿絵   ◆鵺
出版社 ◆白泉社 花丸文庫BLACK

カップリング  :高校生双子兄弟×サラリーマン
ジャンル  :複人数 兄弟 サラリーマン 調教・SM
H度     :★★★★★☆
気に入り度 :★★★★☆☆

感想文
というわけで、絶賛複人数フェア開催。

私にしては、めずらしく割合に最近出た作品です。(基本、古本100円下購入なので…)
おいといて。

んーーー。まあ、攻め側の双子設定をうまく使ってますね。
攻め側のイロイロの理由はOK。
納得できます。

ただまあ、受けとまで義理の兄弟である必要性はあんまりないかなぁ。
ご近所の幼馴染のお兄ちゃん、でもよい話だったんじゃないかと。
それかきっぱり実の兄弟にしてくれ。
まあ、そのへんも「禁忌」の一部なんでしょうけど、正直、義理な時点で全然おKじゃん?と思っちゃう方なので……。

あと、受けは被虐趣味ってことですが、被虐っつーよりどっちかっつーと露出趣味じゃないでしょうかね?
痴漢に悦んじゃったり、剃毛で嬉しがっちゃったり、青姦全裸プレイしちゃったり…。
まー、さすが花丸ブラックレーベル。

ただ、イロイロとしてるんだけど、どっかこう、完全に突き抜けちゃってる感が足りないかなぁ。
がんばってるんだけど、パンチが足りないっていうか。
なにが足りないのかはイマイチわかりませんが。

ああ、受けが、わりあいアッサリと調教に馴染んじゃってるのが物足りないのかもしれません。
取り立てて、酷い扱いを受けているわけでもなし(いや、十分酷いんだろうけど、本人悦んじゃってるから…)ものすごい盛り上がりのあるドラマがあったわけでもなし……。

この手の作品の常として、「堕ちるならとことんまで堕ちちゃおう」型のラストですが、根本的に攻め双子も受け子もお互いを必要としてるラブカップルなので、それほど「堕ちる」的な印象はありませんね。
ハッピーエンドではないけれど、バッドエンドでもない、受け入れました型というか。
って、この作品でそんな感想を持つ私の感覚がすでにトコトン堕ちてしまってるのかもしれませんがw
ウブい方からすれば、かなりイっちゃってる作品なことは確かなので。

とにかくHシーンは濃いので、複数、濃いHが好きな方には、良い作品かもしれません。
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正直に言おう。 私は複人数プレイ物が好きだ!

正直に言おう。私は複人数プレイ物が好きだ。
はっきりいって複人数プレイ物は好物といっていい。

なのに全体数が少ない!!
あっても作家さんが限定されている!!!
なんということだ!
もっと複人数プレイ物に日の目を!!!!

だが、誤解しないでもらいたい。
私は決して輪姦等の数が多けりゃいい、という物を望んでいるわけではない。
基本、愛ある複人数プレイを望む。
たまに、陵辱入っていても、メインキャラ同士ならそれも可としよう。

1on1がダメだと言っているわけでもない。
だが1穴1棒主義ではないので、1:1しか受け付けない、というヒトとは意見が合わないと思う。

複人数のなにが良いのか。
まあ、イロイロとあるが、まず、人間関係が1:1より複雑な所がいい。
エッチのバリエーションが増えるのもいい。
弄る手が増えるだけに、単純に受け子が気持ちよさそうだ。

バリエーションといえば、複人数モノは、カップリングのバリエーションにも富んでいる。
基本は 攻・攻×受だろう。
複人数プレイの8割はだいたい上記のパターンで複数攻めに受け子1人だ。
しかし、他にも下のようなパターンを読んだこともある。
攻×受攻×受、攻×受攻⇔受攻、攻×受・受。
BLゲームでは定番のくせに、商業小説だと希少といっていいほど数が少ないリバーシブルも、複人数モノだと出しやすいらしい。
まあ、別に特にリバが好きなわけではないので、そのへんはどーでもいいが。

下記に挙げるタイトル以外で、この複人数モノが良いよ!とか、いうのがあったら、ぜひその作品を拍手やコメントで一報してもらいたい。
また、紹介予定以外のタイトルで、この作品も紹介して欲しい!というモノがあれば、ソレも知らせて頂ければ、レビューを投稿させていただこうと思う。

今まで読んだことがあるP本のタイトル・作家名のみ 思い出せるだけ、列記。

『3P(みんなで幸せになります型)』 愁堂れな
*『スクエア(みんなで幸せになります型)』 愁堂れな
『僕と彼らの恋物語(いくとこまでいっちゃおう型)』 愁堂れな

『3シェイク(自分が選んだ道だ型)』 秀香穂里

*『DEAD END(堕ちちゃって戻れない型)』
『僕のセクシャルハラスメント(堕ちちゃった後自分で選んだ道型)』 桃さくら

『ちょっとエッチな恋物語(いくとこまでいっちゃおうか型)』 雅桃子

『タイムリミット(強制型逃亡)』 剛しいら

『背徳の聖職者シリーズ(いくとこまでいこうか型)』 山藍紫姫子

『この世の楽園(みんなで幸せになれる…かな?型)』 綺月陣

『平和のススメ。(みんなで幸せになります型)』 桜井真紀

『お義兄様シリーズ(みんなで幸せになります型)』 高月まつり

『玉帝の箱庭シリーズ(自分が選んだ道だ型)』 橘かおる

『危ないシリーズ(いくとこまでいこうか型)』 斑鳩サハラ

『狼なんか怖くない(みんなで幸せになります型)』 若月京子
『狼だって恋をする(みんなで幸せになります型)』 若月京子

『恋の棺(堕ちちゃったなぁ型)』 シギナヲコ

『誰にもあげない!(自分が選んだ道だ型)』 松岡裕太

『明日のこーすけクン(いくとこまでいこうか型)』 水無月さらら

*『禁忌を抱く双つの手(いくとこまでいこうか型)』 藍生有

*『エンジェルヒート(自分で選んだ道だ型)』 西野花
『飴とムチとKISS(一人を選びました型)』 西野花

というわけで、ここから数点、複人数プレイ物、略してPモノ、P本を数点紹介していこうと思う。
現時点(2009・7・6)での紹介予定作(すでに記事が出来ているもの)は*がついているモノです。

2009.3.9のシーサーブログより移転・追記修正
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ぼくのたまご/S・稔也

ぼくのたまご (KIRARA NOVELS)ぼくのたまご (KIRARA NOVELS)
(2001/02)
S稔也

商品詳細を見る


タイトル ◆ぼくのたまご
作者   ◆S・稔也
挿絵   ◆岩清水うきゃ
出版社 ◆ワニブックス キララノベルス

カップリング  :高校生(トカゲ男)×高校生(護衛)
ジャンル  :人外(その他) 学生 再会 妊娠・出産
H度     :★★★☆☆☆
気に入り度 :★★☆☆☆☆

感想文
BL ~ ボーイズラブ。
それは、なんでもありのワンダーランド。
わかっていました。ソレはよーーーーーっくわかっているつもりでした。
が、しかし、コレはスゴかった……。

はい、今回も絶句作品の為、まずは「あらすじ」をご覧下さい。
【あらすじ】
人とトカゲの姿を持った呪われた血筋を継ぐ柊俊介は、男性の直腸からたまごで生まれる一族の一員なのだ。そんな自分と子供の頃遊んでくれた「シマムラタクヤ」を、微かな記憶を頼りに探す俊介は、同性同名の男達を渡り歩く。そして、転校したての高校で出会った二人のタクヤ。優等生の嶋村卓弥と不良の島村拓哉…。彼等のどちらかが、初恋の相手なのだろうか?二人と関係を持った俊介の周囲は、意外な展開を見せる―。


ストーリー展開の無茶苦茶さ、見事なご都合、最初と話がズレてんじゃねーか、というツッコミ。
ソレらは、とりあえず脇に置いといて。

とりあえず、獣姦です。
アレ、でも……獣……っていうのかな、トカゲって……。
爬虫類だよね……。 

レッツ広辞苑!  『獣』 全身に毛があり、四足である動物。けもの。

はい、獣ではないようです。ので、獣姦は間違えでした!
あえていうなら、異種姦、ですね!! 日本語は適切に!

って、そんなどーでもいいことも置いといて……。
いやー、竜とか、蛇とか、なんか触手とか、そのへんは読んだことありましたが、トカゲは始めてだったなぁ。
しかも、妊娠出産付!

妊娠出産っつっても、正確には産卵で、しかも、すでに、精巣内で精子と卵子が結合済で、それが種付けした相手の直腸内で殻が生成されるまで1週間とどまってるってコトらしーですが。
だから、自分の子供であっても、生んだ相手の子供ではない、という理屈らしーですが。
まあ、色々いいたいことはあるが、そのへんに突っ込んだらキリがないので、ソレも置いときますね。

あと、攻めトカゲの弟の亡霊とか、受け従兄弟の気弱腹黒とか、受け父母の異常っぷりとか、可哀想ぶってるけど、この攻めトカゲ、なんだかんだで、男食っては捨てまくってたり、ヒデーことしてんじゃねえかとか、子トカゲの性格変貌ぷりとか、最初の産卵と、次の産卵時の様子があまりにも違いすぎないか、とか、あまつさえ、受け本人の正体が実は××だったとか、色々と、ほんとーーーーに色々と、突っ込みたいことは多々あれど、とりあえず、ソレいちいち突っ込んでたら、本当にキリがないので、全部ぜんぶ、置いときますね!!

あれ、そうしたら、語るコトなくなっちゃったw

えーと、なんかそんなかんじ!!
の、ある意味、非常に濃い、一作でした。

あらすじにある、「意外な展開を見せる―。」の一言。
意味がかかる位置は違えども、コレにだけは賛同しましょう。
意外すぎるわっ!!!!!!

いやー……S稔也さんの作品はイロモノが多いのは、わかってたつもりなんですけどねぇ。
コレは、その中でも、特Aランクのすごさっぷりでした。

BLって、ほんとーーーに、奥が深いモノですねっ!


続きを読む、にて、「そこに(本の)山があるから」の拍手御礼申し上げております。

続きを読む⇒



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そこに(本の)山があるから…

なぜ、未読本が405冊もあるのに、今日もまた、新しく本を買ってくるのか?

そこ(古本屋)(本の)山があるからさ……。

我ながら、社会人としてダメすぎる……むしろ社壊人……。
分かっていながら、やめられない、とまらない。
まるでかっぱ○びせんのような中毒性をもつ、それがBL。

週3回は古本屋巡りの旅に通っている私ですが、これだけ購入していると、さすがに、100円以下の棚での掘り出し物は、少なくなってきました。
と、いいたい所ですが、そーでもないのが困りモノです。

特に某エー○ー南瀬名店さん、困りますよ!
なんでそんな毎回、追加してくれてるんですか!!
うっかりすると、私がそこにいるその瞬間に追加投入するから気が抜けない……。

しかも、ココは新刊出現率がやたら高い。
前月発売されたモノが、半額棚に並ぶ率50%はあるね!
おかげで、よっぽどその場で欲しいな、と思わない限り、新刊で買う気がなくなってしまいましたよ。
こないだなんて、前月の新刊が100円のトコロにあって、目が点になりましたよ。
ありがたく購入させてもらいましたけどね!

ココ以外でも、キケン地帯はまだある。
ブックオ○グループ
全国区で有名なこのグループも、値付けが謎。
ココは、前月どころか、当月発売を200円で出すことが稀にある……。
一昨日(7/1)、愁堂れなさんの「あやうい恋のリファレンス」 と吉原理恵子さんの「相思喪曖」が200円で売ってました……。
コレ、6/18と6/27発売でしたよねっ?!
あやうい、のほうは思いっきり買わせていただきました。ゴチです!
以前にも、確か発売1週間以内のモノが別のブッ○オフ店でやっぱり200円で売ってるのを見たことが……。

新刊が売られるのは、速攻でソレを古本屋に売った人がいるから、というのはわかるんですが、なんでソレが200円なのか! 半額棚は半額棚で別にあるし、そこに追加もされているのに、当月発売単行本がなぜか200円……。
いや、うれしいけど!
ありがたいけど!!
ほんと、どーいう値段の付け方してるのか、いっぺん訊ねてみたくなります。
もしや、値付け人の気分しだい?

まあ、さすがに、そういう新刊の類は、こまめにまわらないと、確実に次の日かその次の日にはなくなっているワケで。
ソレがあるから、私は今日も、古本屋巡りをやめることができないのです……。

と、言い訳してみた。
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紅のドゥエンデ/春原いずみ

紅のドゥエンデ (ショコラノベルス)紅のドゥエンデ (ショコラノベルス)
(2005/04/10)
春原 いずみ

商品詳細を見る

タイトル ◆紅のドゥエンデ
作者   ◆春原いずみ
挿絵   ◆成田優季
出版社 ◆心交社 ショコラノベルス

カップリング  :旅行会社社員(元ギタリスタ)×フラメンコダンサー
ジャンル  :ダンス(バレエ・ソシアル他) 再会
H度     :★★★☆☆☆
気に入り度 :★★★★★★

感想文
フラメンコ、という、これまたBLには珍しい世界が描かれているこの作品。
表紙からして、比較的おとなしめが多い春原作品にしては珍しく、赤と黒で、非常に印象的なイメージです。

さて、作品内容ですが、端的に言えば「世界は二人の為に」。もしくは、「スペインの遺跡の庭で愛を叫ぶ」。
どっちがいいかなw
本編のしんみり具合でいくと、「スペインの…」のほうが似合うかもしれないw

連載時、前後編になっていたそうですが、これ、前半だけ読まされたらたまらんだろーなー。
前半はとにかくひたすら、すれ違いです。
攻め視点で書かれているのですが、とにかく拠所ない事情があって、スペインとも、フラメンコとも、恋人とも縁を切らなくてはならなかったこと、それをなにより口惜しく思ってることは分かるのに、その事情がほのめかしでしか分からず、心情的には、本当に、「なんで?」で、受けと同調してしまいます。
後半でその理由がわかるのですが。

ネタバレしすぎるのもアレですので、適当にはしょりますが、要するに、飛行機事故で死ぬ寸前までの怪我をして、ギターをひけなくなっちゃった、恋人とは、フラメンコのギタリストとダンサーとして、出会って、結ばれて、生活もなにもかも、フラメンコが中心で今まで生きてきたから、ソレができなくなった自分は、恋人と一緒にいる資格がもうない、と、思いつめちゃったわけですね。

しょーじき、攻めの内村はヘタレです。
そりゃ、事故にあったのは同情しますし、その後遺症やらなにやらで大変だったのはわかりますが、何一つ説明もされずに、4年も放って置いていかれた形になってしまった受けの薫里くんが、めっさ気の毒に思えます。
運命の相手が、根性座ったオトコマエで本当に良かったね、内村。
そうでなかったら、捨てるどころか、再会後に改めて捨てられ直しても絶対文句言えないよ……。

こうやって書くと、なんかすごく、へたれ男のなさけない話のように思われてしまうかもしれませんが、実際には、情熱と、哀しみと、尽きせぬ想いとが、臨場的なフラメンコのシーンを通して、時に熱情的に、時に感傷的に物語られ、非常に情緒のある素晴らしい作品に仕上がっています。

フラメンコ用語、スペイン語など、基本用語の説明は最初に少し会話などに混じってありますが、どちらかというと、フィーリングで感じろ、的な文章ですので、ノレない人はノレないかもしれません。
まあ、私的には、かえって、その自然に出てくるカタカナが、異国情緒を感じさせて、すんなりと楽しむことができました。

しかし、後日談では、まさに世界は二人の為に、な生活をしている二人ですが、また日本で今度は薫里のほうがケガをしたりして、とことん、日本って国と相性が悪いカップルなんだなあと。
まあ、スペインでは問題ないよーなので、離れてた分、ラブラブ暮らしてくださいねw
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